2011年1月1日土曜日

◆はじめまして!

謹賀新年
はじめまして! Sachieです。
「アフタヌーンティーをしながら~イギリス便り~」へようこそ。
イギリス暮らしで、経験した事、出会った人、目にした物などを綴り、お届けします。
拙文ですが、異国の事として楽しんで下されば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご感想、ご意見、ご質問、ご要望などコメントをお待ちしております。

さて、皆様、クリスマスを楽しく過ごされたことでしょう。
こちら、イギリスは11月下旬から100年に一度の大寒波でホワイトクリスマスの予報だったのですが。。。
残念! ホワイトクリスマスにはなりませんでした。
積雪も溶け、降雪もなく、イギリスらしく霧がかかり、どんよりとしたグレークリスマスでした。 
主人の実家は少し雪が残っていましたが。
スコットランドなどのイギリス北部はずっと大雪でホワイトクリスマスだったそうです。 
イギリスのクリスマスは、恋人達や子供達のためというより、帰省し家族で祝う宗教的行事です。
私は例年のようにクリスマスプレゼントを持って主人の実家に家族大集合でした。
Toddler(トドラー)(よちよち歩きの幼児)の甥や姪がいるので、愉快なクリスマスです。
子供達は、もちろん、サンタクロースを信じてますよ!
私にとって、毎年、甥や姪と会うのもクリスマスの楽しみの一つです。

一方、お正月は、恋人や友人達とナイトクラブ、パブ、トラファルガー広場、花火のテムズ川沿岸などで迎えます。 
私達は人込みが嫌いで、こんな寒い時季、真夜中に出かけて風邪ひくなんて嫌なので、毎年、家でそれぞれ好きなことをするオタクです。
家にいても、除夜の鐘ならぬ花火の音がどこからともなく聞こえてきて、カーテンを開けて窓から空を見上げます。




ビッグベン(時計台)と花火
ロンドンアイ(観覧車)と花火
トラファルガー広場 
集まった人々と大晦日のカウントダウンをし、スコットランド民謡の「オールド・ラング・サイン(Auld Lang Syne)(英語訳:Old Long Since)」を歌うのが伝統的です。
ご存知のことと思いますが、この歌は日本で卒業式に歌われる「蛍の光」の原曲です。
惜別の「蛍の光」とは違い、旧友と再会し昔を偲びつつ杯をあげようという内容です。

皆様にとって素敵な年になりますように願いを込めて、「オールド・ラング・サイン」の歌詞を贈ります。



 Auld Lang Syne ♪        久しき昔
[Verse 1]
Should auld acquaintance be forgot,
and never brought to mind ?
Should auld acquaintance be forgot,
and auld lang syne ?
旧友は忘れていくものなのだろうか、
古き昔も心から消え果てるものなのだろうか。
[Chorus]
For auld lang syne, my dear,
for auld lang syne,
we'll tak a cup o' kindness yet,
for auld lang syne.   
友よ、古き昔のために、
親愛のこの一杯を飲み干そうではないか。
[Verse 2]
And surely ye'll be your pint-stoup !
And surely I'll be mine !
And we'll tak a cup o' kindness yet,
for auld lang syne.   
我らは互いに杯を手にし、いままさに、
古き昔のため、親愛のこの一杯を飲まんとしている。
[Repeat Chorus]
[Verse 3]
We twa hae run about the braes,
and pou'd the gowans fine ;
But we've wander'd mony a weary fit,
sin' auld lang syne.   
我ら二人は丘を駈け、可憐な雛菊を折ったものだ。
だが古き昔より時は去り、我らはよろめくばかりの距離を隔て彷徨っていた。
[Repeat Chorus]
[Verse 4]
We twa hae paidl'd in the burn,
frae morning sun till dine ;
But seas between us braid hae roar'd
sin' auld lang syne.   
我ら二人は日がら瀬に遊んだものだ。
だが古き昔より二人を隔てた荒海は広かった。
[Repeat Chorus]
[Verse 5]
And there's a hand my trusty fiere !
And gies a hand o' thine !
And we'll tak a right gude-willie waught,
for auld lang syne.   
いまここに、我が親友の手がある。
いまここに、我らは手をとる。
いま我らは、良き友情の杯を飲み干すのだ。
古き昔のために。
[Repeat Chorus]  


P.S. ブログの下に Sachie's Library (Web本棚) を設けました。
読書が大好きな私が乱読した思い出す限りの本の数々です。
まだ、整理中ですが、徐々に増やし、感想も載せていきたいと思います。
和書が簡単に手に入らないのですが、お薦めの本がありましたら、是非、お知らせ下さい。
帰国時の欲しい本リストに加えたいと思います。
もちろん、洋書のお薦めの本もお知らせ下さい。



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