2011年1月27日木曜日

◆Apple

皆様、これは、何だと思いますか?
カスタードアップルというフルーツです。
私がイギリスで見かけたカスタードアップルは、メキシコ産のこのようなタイプですが、他にも品種があるみたいですね。

インターネットで調べたら、日本でも、アテモヤという品種が沖縄で栽培されていました。
沖縄産のアテモヤは、表面に突起がありますね。
日本では、「森のアイスクリーム」って言われてるそうです。

私が食べた、このメキシコ産のカスタードアップルは、かなり甘く、さわやかな林檎の甘さとは、また違ったお菓子のような甘さですね。
「カスタードアップル」、「森のアイスクリーム」と言われるのに、納得です。
林檎というより、やわらかな果肉、まろやかな食感が西洋梨に似てますね。
追熟(一定期間おいて甘さを増したり果肉をやわらかくする)が必要なのも、西洋梨に似ていますね。
西洋梨のように、お菓子に合うのではないでしょうか。

イギリスでは、気候が気候なので、柑橘系とトロピカル系の果物は輸入物なのですが、林檎はイギリス産も、イギリス原産もあります。
イギリスの林檎は、日本の林檎に比べ、小さいです。
日本と違って、他のヨーロッパの国々、アメリカでも小さい林檎が好まれるそうです。
日本では、林檎の皮をむき、切って、家族で食べますが、イギリスでは皮をむかないで、かじって食べるからですね。
イギリス人の昼食は、サンドイッチ、ポテトチップ、林檎1個という組み合わせが多いですね。 
イギリス人は、日本人より青林檎が好きな人が多いように感じます。

イギリス原産のBramleyという Cooking Apple(料理用林檎)があります。
ジャム、アップルソース、お菓子に使われます。
大きくて、ごつごつしていて、季節によっては、部分的に赤みがあります。
この林檎、そのまま、生では、酸っぱくて食べられないのですが、加熱すると、林檎独特の香り、味、酸味が一際なのです。
イギリスには、Apple Turnover (アップルターンオーバー) 、Apple Crumble (アップルクランブル) などの林檎のお菓子があります。
アップルターンオーバー
アップルクランブル
林檎は、イギリスでは、お菓子の他にも、いろいろと使われています。
お肉料理では、ローストポークなどにアップルソースを添えます。
お酒にも、Cider(サイダー)と言われる林檎酒があります。

ところで、皆様、日本の「ごますり」って、英語で何て言うかご存知ですか?
何と、「Apple Polish」って言うんですよ!
「ごまをする」と「林檎を磨く」の違い、所変わればで、おもしろいですね。
イギリス人のニュートンも、木から落ちる林檎を見て、「万有引力の法則」を発見したと言われていますよね!

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