2011年1月6日木曜日

◆地主でも家を建てられない?

皆様、お正月ボケしてませんか?
こちらでは、クリスマスツリーは、今日、1月6日の公顕祭(公現祭)に片付けます。
クリスチャンではない私には詳しいことはわからないのですが、人としてこの世に現れたイエス・キリストが神性を人々の前で表したことを記念するキリスト教の祭日だそうです。

私達は今の住まいのフラット(日本のマンション)のローンが終わり、家を建てる為に土地を探しているのですが、このクリスマスに義両親から「役所から許可が下りれば、家の裏庭の一部を売るから家を建てるか。」との話がありました。
私達は大喜び、家を建てることを考えていたのですが。。。
今日、主人が役所に電話をして問い合わせをしたところ、「道に面していない裏庭に家を建てることは政府が許可をしていないので、許可出来ない。」とのこと。
ずっと、土地を探していて見つからなかった私達は、がっかり!
一週間に一回、このように親の裏庭に家を建てる許可の問い合わせがあると言っていたそうです。
日本では、このようなことは考えられないですよね。
観光地とかじゃない限り、地主は土地を売れるし、家を建てられますよね。
こちらは、グリーンベルト(緑化帯)のエリアも家を建てることは禁止されてます。
義両親から私達へのクリスマスのGood Newsがクリスマスツリーの片付けの日にBad Newsになってしましました。
風と共に去りぬ(Gone With The Wind)じゃなく、Good Newsはクリスマスツリーと共に去りぬ(Gone With The Christmas Tree) ですね!(笑)

イギリスは、古い家を買うのが普通なので、土地を買って家を建てるということは本当に難しいですね。
土地が見つからなかったら、古い家を買い、古い家を壊して、そこに家を建てようとも考えてます。
家が建っていた土地は、家を建てる許可が下りているわけだし、水道、ガス、電気などの設備の心配もないので。
この国のこと、どうなることやらですね。。。

イギリス人は、独立、結婚したら、フラット(日本のマンション)をローンで買って住み、子供が産まれたら、フラットを売り、家をローンで買って住み、子供が大きくなって独立、結婚したら、夫婦で家を売り、フラットを買って住み、配偶者が亡くなり、年を取ったら、老人ホームに住むのが普通です。
日本とは、だいぶ違うでしょう

イギリスの住宅は、大きく分けて4タイプです。

Flat(フラット):日本で言うマンション(入り口が共用ではないメイゾネット、日本のワンルーム・マンションのようなスチューディオ、一軒家をフラットに改造したコンバーテッドなど)

Town House / Terraced House(タウン・ハウス / テラスド・ハウス):横でつながった長屋形式の二階または三階建ての家

Semi-Detached House(セミデタッチド・ハウス):一軒家を半分に割った左右対称の二軒続きの家

Detached House(デタッチド・ハウス):一軒家

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