2011年1月15日土曜日

◆床下の小人たち

皆様、スタジオジブリの映画「借りぐらしのアリエッティ」をご覧になりましたか?
私は、スタジオジブリのアニメーション映画が大好きで、全ての映画のDVDを持っています。
残念ながら、「借りぐらしのアリエッティ」は、まだ観ていないのですが、この映画の原作がイギリスの児童文学作家、メアリー・ノートン(Mary Norton)の児童書「The Borrowers」(邦題:床下の小人たち)ということを日本の妹から知り、昨秋の夜長に読みました。
「The Borrowers」とは、借りる人達と言う意味で、イギリスの古風な家の床下で人間から物を借りて暮らす小人の少女とその一家のお話です。
The Borrowers
この本を読んだ後は、安全ピンとか切手を見ると、微笑んでました。(笑)
想像力をかきたてられますね。
小さい頃に読みたかったですね。
子供心で、もっと、わくわくしたでしょうね。 

ところで、メアリー・ノートンは49歳でこの本を出版してますが、小さい頃、ドールハウスで遊んでいる時に、このお話を考えていたのではないかと思うのですが。
こちらでは、ドールハウスが女の子の代表的な玩具で、ドールハウスの専門店をいくつか見かけました。
ティーカップセット、テーブル、ソファー、チェアー、ベッド、ランプ、ドレッサー、本棚、食器棚、クッカー、冷蔵庫、バス、トイレ。。。ミニチュアサイズの家具、調度品がたくさん揃ってるんですよ。
義母、義妹達も小さい頃、ドールハウスで遊んだそうで、義妹達のドールハウスは今でも取ってあり、今、義理の姪が遊んでいます。
何故か、義理の甥達も一緒に遊んでいます。(笑)
大人でもヴィンテージの家具、調度品のコレクターがいるそうです。
Doll's House
 「The Borrowers」は、かなり前に何回かイギリス映画になり、アメリカのディズニーの映画にもなったようですね。
ディズニーキャラクターとして世界的に有名な「Winnie the Pooh」(邦題:くまのプーさん)もイギリスの作家のお話です。
イギリスでもディズニーキャラクターがほとんですが、たまにイギリスのキャラクターも見かけます。
イギリス児童文学は、ファンタジー、海洋冒険が多いです。
ファンタジーは、妖精、小人、魔法使い、魔女、ユニコーン、ドラゴン、巨人などが登場したり、動物が擬人化したりの空想の世界で、妖精信仰の伝統があることに関係してると言われています。
海洋冒険は、イギリスが島国であることに関係してると言われています。

「借りぐらしのアリエッティ」がDVDになるのが、待ち遠しいです!

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