2011年2月10日木曜日

◆イギリスで出会った野菜たち

私がイギリスで出会った野菜をご紹介しますが、日本にも今はあるみたいですね。
本当に、私は、龍宮城で、いや、イギリスで浦島太郎です。(笑)
そんなわけで、日本の皆様は、もう、ご存知の野菜だと思いますが、イギリスの食べ方をご紹介しますね。

Leek(リーク・リーキ) 和名:西洋ねぎ・ポロねぎ
日本のねぎより太くて重く、葉が硬く平らにつぶれています。
下仁田ねぎに似ていると言われ、加熱すると甘く、滑らか、柔らかくなり、煮込み料理に適しています。
イギリスでの一般的な食べ方は、クリーム味のリーク&ポテトスープ、グラタン、茹でてローストディナーの付け合せです。
また、イギリスの日本人は和食でねぎの代用にします。
韓国人街で買うブルコギなどの味付け肉にも入っています。
ラッパ水仙とともにウェールズ(イギリスを構成する国の一つ)の国花、国章で、郷土料理にはリークを使った料理が多いそうです。 
フランスやイタリアでもよく食べるそうなので、ウェールズ料理と一緒にインターネットでイタリア料理やフランス料理も検索しようと思っています。 

Parsnip(パースニップ) 和名:アメリカボウフウオランダボウフウ・シロニンジン・サトウニンジン
人参を白くしたような根菜類です。
特有な香りがあり、ショ糖を含み甘みがあり、煮崩れしないのでポトフ、シチューなどの煮込み料理に適しています。
イギリスでの一般的な食べ方は、マッシュしたりローストしたりしてローストディナーの付け合せです。
私は、チップス(フライドポテト)ぐらいの大きさにカットしてローストするのが大好きです。
切った後、湯がいてから、オーブンでローストするのがポイントです。
このパースニップは、「ドリトル先生」に登場する豚のガブガブの大好物ですよね。

Rhubarb(ルバーブ) 和名:ショクヨウダイヨウ・マルバダイオウ
セロリを鮮やかなピンクにしたような野菜ですが、ジャムにしたり、パイの具にしたり、果物同様に調理されます。
イギリスの一般的な食べ方は、ルバーブクランブル(Rhubarb Crumble)というお菓子ですね。
飴などにもなっています。
漢方薬の大黄は、この植物の根茎だそうです。
ルバーブクランブル
ルバーブ&カスタードのキャンディー
Artichoke(アーティチョーク) 和名:チョウセンアザミ(朝鮮薊)
蕾を茹でるか蒸すかするイタリア料理が有名ですよね。
イギリスでは、イタリア料理として細かく切ったアンティーチョークをオリーブオイルとハーブなどで味付けした惣菜が売っています。
これをパスタに混ぜて食べるとおいしいんですよ。
イタリア料理では、いろんな食べ方があるのでしょうね。
インターネットでレシピを調べて、作りたいですね。

ところで、 イギリスでは、食用ほおずきが、「Physalis Fruit」 (Cape Gooseberry) (フィサリス、ファイサリス)として果物売り場に並んでいるのですが、日本では「ストロベリートマト」という銘柄があって、野菜なんでしょうか?(笑)

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