2011年9月7日水曜日

◆夢見る頃を過ぎても...

東日本大震災、福島原発事故のことを考え、気が滅入る日々でした。 
もちろん、被災者の方々、日本の皆様の苦労を考えたら、比べようがないと思うのですが。
そんな中、被災者の方々が音楽を聴いて、癒されたということで、私も好きな音楽を聴いたりしようとYou Tubeやニコニコ動画で宝塚を観始めました。 
実は、私は宝塚のファンなのです。

ところで、宝塚というのは、日本の独特のカルチャーだと思いませんか?
ロンドンのウェスト・エンドも、ニューヨークのブロードウェイと並ぶミュージカルの劇場街で、ミュージカル目的の海外からの観光客がいるほどです。
評価の高いミュージカルが行われてるロンドンですが、私にとっては興味がないのです。
ミュージカルが好きなのではなく、宝塚が好きなのです。
宝塚は日本の少女漫画の夢の世界を描いていますよね。

今は昔、私は夢子ちゃんと言われていたことがあります(笑)
夢見る頃を過ぎた今も、ここ数ヶ月、宝塚に夢中です!
男役、轟悠さんに耽美しています。
以前、宝塚は女の人が演じている夢の世界ということで観劇していたのですが、轟悠さんの男役は素敵な憧れの男の人を見ているような感情で楽しめるのです。 
こんな男の人なんていないって突っ込まれそうですが...かっこいいんです。
まるで、少女時代に読んで憧れた漫画のラブ・ストーリーのヒーローのようなのです! 
鼻にかかった低い声も魅力的です。
こんな素敵な人になら、だまされてもいいと思ってしまいます。(注:私はレズビアンではありません)
今までの男役も演技も歌もダンスも上手でよかったのですが、男っぽい人が演じると耽美の世界からかけ離れてしまい(越路吹雪さん)、綺麗な人が演じるとどうしても女の人が演じてるという感じ(春日野八千代さん)になってしまいました。
春日野八千代さんの後釜として、専科から理事として宝塚に身を捧げる決心をしたということで、宝塚ファンとしてはとても嬉しいのですが、宝塚では結婚が認められていないので、お子さんを産んでもらえないのが残念です。
次の帰国には、是非、轟悠のディナー・ショーに行きたいなと思っています。 
これからの帰国時の楽しみの一つになりそうです。

私は、東日本大震災後、宝塚を観ることで、精神的にとても癒されました。
日本の皆さんも好きな音楽を聴いたり、好きなことをしたりしながら、笑顔で頑張ってほしいと願います。

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