2011年11月5日土曜日

◆Cornwall ~食べ物編~

住まいのサリー州から西へ車で約5時間、南西イギリスのコーンウォールの義両親が借りたHoliday House(別荘)に大人9人、子供3人の家族が大集合、とても賑やかなホリデーを過ごしました。

滞在したWadebridge周辺をご紹介したいのですが、まずは、私らしく食べ物編からです。

イギリスの皆様はご存知だと思うのですが、「Cornwall(コーンウォール)地方(特有)の」はCornishと呼び、Cornishと呼ばれる食べ物もいくつかあり、それらを食べました。
どれも、イギリス中のスーパーなどで買えるのですが、本場の手作りのお店のは本当に美味しいですよ!

Cornish Pasty(コーニッシュ パスティ) 

コーンウォール地方の肉&野菜入りの半円形のペイストリー。
肉は牛肉でサイコロ状または薄切り肉が伝統的なようですが、挽肉もあります。
野菜はサイコロ状または薄切りのジャガイモとスウィード(ルタバガ)、薄切りのタマネギが伝統的です。

以下、3店のコーニッシュ パスティを食べました。 
Chough Bakery  (www.thechoughbakery.co.uk)    
(塩分控えめ、野菜と牛肉が薄切りで私好み)
Malcolm Barnecutt  (www.barnecutt.co.uk)    
(サイコロ状の野菜で義両親&主人好み) 
Pengenna Pasties  (www.pengennapasties.co.uk)  
(ボリームたっぷりの大き目にカットした牛肉)

3つのパスティとも、熱々のを食べるのに夢中で写真を撮り忘れてしまいました。(笑)  
食べながら、義母から聞いたのですが、 コーニッシュ パスティの上部の艶出しには卵ではなくコーニッシュ クロテッド クリームが塗ってあるそうです。

コーンウォールのスズ鉱員が坑内に持ち込むためのランチが元祖で、汚れた手でパスティの閉じ目を持って食べ、閉じ目は捨てたと聞いたことがあるのですが...
もちろん、みんな閉じ目も食べますよ!
閉じと上閉じの2種類がありますよね。
前にイギリス人が日本の餃子のことをコーニッシュ パスティみたいな形と言っていたのですが、上閉じの形に似てますね。  

Cornish Clotted Cream (コーニッシュ クロテッド クリーム) 

カフェでクリーム ティーをしたり、ベーカリーでスコーンを買って家でコーニッシュ クロテッド クリームと一緒に食べました。
アフタヌーンティーをしながら、半分にしたスコーンにクロテッド クリームとストロベリー ジャムのどちらを先につけるかが話題になりました。
私は先にクリーム、そしてジャムです。
皆さんはどうですか? 

Cornish Ice Cream (コーニッシュ アイスクリーム) 

Padstowというハーバーには、たくさんのおしゃれなイタリアのジェラート屋のようなアイスクリーム屋さんがあり、色とりどりのアイスクリームが並んでいて、ピスタチオやキャラメルや蜂蜜やラムレーズンを食べたのですが、Polzeath海岸に車で売りに来ていた作り立てのシンプルなバニラのコーニッシュ アイスクリームが一番、美味しかったです。  

食い意地の張ってる私は、アイスクリームもフィッシュ&チップスの写真も撮り忘れてしまいました。

レストランでランチの時に、主人がコーンウォールの地ビール、Korev (St Austel Breweries社) というラガーを飲んで、「とってもクリーミー」と言ったので、私が、「コーニッシュ クロテッド クリームが入っているのだろう」と冗談を言うと、みんなは大笑い! 

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