2011年12月19日月曜日

◆クリスマス・カレー

主人は、毎年、友人達とクリスマス前にクリスマス・カレーと称し、インド料理屋で外食をします。
イギリスのクリスマスは日本のお正月のように家族で過ごすので、その前に友人と外食するということで、言わば、日本の忘年会のようなものですね。
そこで、あえて、伝統的な七面鳥のイギリス式クリスマス料理を避けて、カレーを食べるということです。 
奥様やパートナー同伴ということで、もちろん、私も一緒に出かけます。 
今年は、ロンドンのインド料理屋街、Tooting(トゥティング)に 出かけました。
ここは、インド、パキスタン、スリランカなどのお店がたくさんあります。
派手なインドの民族衣装、サリー屋、そして、黒人の民族衣装屋も目にします。
インドの革靴が欲しかったのですが...
残念なことに、買い物をする時間がありませんでした。
また、後で、一人で来ましょう!

今日のレストランはアルコールの持ち込み可ということで、まずは、真向かいのスーパーに向かい、アルコールを買い、レストランへ。
インドらしい照明。
 私の隣の女性はロンドン・ジン(ドライ・ジン)を。
 斜め向かいの女性はロゼを。
 ポッパドム(パーパド)。
男性陣は、インド料理には、いつも、インドのビール、コブラ。
私は、カレーには、いつも、レストランのラッシー(ヨーグルト・ドリンク)。

食べながら、来年の2月に結婚式を挙げる女性と、ウェディングなどの話で盛り上がり、カレーの写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。 
私はMasala Baingen (茄子、ザクロの種、玉ねぎ、トマトのカレー)を、そして、男性陣は行きつけの友人おすすめのChicken Tikka Dupiazaを注文しました。
このChicken Tikka Dupiazaは、イギリス人に人気のクリーミーなオレンジ色のカレー、Chicken Tikka Masalとは違い、かなりスパイシーだそうですが、みんな、おいしいと言っていました。

食後、ロンドンの中心街に飲みに行くグループとインド料理屋の近くのパブで飲むグループに分かれることに。
主人と私、他、2カップルの6人は、インド料理屋の裏通りの住宅街の小さなパブに立ち寄りました。
 パブには白い暖炉の横にクリスマス・ツリーが。
そして、カウンターにもクリスマスのデコレーションが。
 暖炉の上の大きな鏡の前のテープにクリスマス・カードが。
みんな、それぞれ、ビールやワインを飲んだ後、 主人が考案し名付けたカクテル、「ドクター・バースタッズ・ジンジャー・エクストラビガンズ」を大きなグラスで特注し、ストロー6本でシェアすることに。
モーガンズ・スパイスド・ラムというスパイス入りのラム酒に、ダンディンライオン&バードックというノン・アルコールの飲み物を混ぜたカクテルです。
このダンディライオンとバードックは、皆様、よくご存知の植物です。
ダンディラインはタンポポ、バードックはゴボウです!
ドクターペッパーに少し似たような味です。
スパイスとして、生姜やゴボウが入っていますので、薬のような味にも感じます。
私はラム・レーズンやラム酒のカクテルが大好きなので、このカクテルも好きですが、£12.50もかけて特注するほどでもないと思ってしまいます。
クリスマスというと、ジンジャー・ブレッドなどのスパイス入りのお菓子やモルド・ワイン(グリュー・ワイン)などのスパイス入りの飲み物が多いので、これもラム酒のカクテルのクリスマス版のようですね!
まあ、クリスマス気分を味わうのには、もってこいですね!

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